教育嫌い→教育好き

個人的に興味深い記事.
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20060516/102184/?P=2

「人間が変わっていく過程において最も大事なのは、良い影響を受けられる環境に身を置くこと」と述べている点は納得.

自分にとって(もしくは自分の研究分野にとって)プラスとなる環境に身をおいて,S/N比の高いフィードバックをもらえる状態に常に保つことが必要.

ある人から聞いた話だが,アメリカでアカデミックの場に残りたい人間はPh.D取得後,同じ大学にとどまらない.
一度外に出て,別の環境で刺激を受けて,総合的に研究者として成長することを望むし,外部からも望まれているらしい.

また別の話だが,MITの学部学生は,MITの大学院には入りたがらないし,大学側も消極的らしい(あまり詳しくないので,違うかもしれないが).他の大学を卒業した人間を大学院生を採用するという.

優れているとされている環境でも,そこにずっととどまっては本質的な成長ができない,という考えは非常に示唆的.